Invitation
砂の部屋(起きているときに見る夢)
SAND ROOM(Dreams while awake)

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2016年、東京の四畳半に200kgの砂を敷いて暮らしはじめたことから「砂の部屋」は生まれました。以来、自室の開放や展覧会の開催を通して、数多くの人を砂の上に迎えてきました。
その日々のなかで見えてきたのは、外にはあまりにも多くの声が溢れ、自らの内なる声に耳を傾けるのが難しくなっているということでした。
そうした背景から、現在は東京で「砂の部屋」を開放し、日々を取り巻く役割や環境、そこに折り重なる無数の声から、ふと離れられる場をひらいています。
もしもご縁がありましたら、そのときはどうぞお越しください。
10分間の沈黙
Elements for Silence
四畳半の空間には、200kgの砂が敷かれています。
中央には砂時計が置かれ、10分間の沈黙が流れます。
中央には砂時計が置かれ、10分間の沈黙が流れます。
靴を脱いで砂の上にあがり、日常から少し離れて、流れる砂の感触とともに過ごす時間です。
このとき、決まった作法はなく、何かを感じようとしなくてもかまいません。
沈黙のあとには、お茶の時間をご用意しています。
起きているときに見る夢
Dreams while awake
「四畳半では夢を見ることしかできない」
それは、この部屋に暮らしはじめた頃、ふいに浮かんだことでした。
それは、この部屋に暮らしはじめた頃、ふいに浮かんだことでした。
夢は、将来の目標や希望を象徴する一方で、眠りのなかで無意識から届くビジョンを見る場所でもあります。
そしてその多くは、すぐに意味や理由がわかるものではありません。
そしてその多くは、すぐに意味や理由がわかるものではありません。
けれど、自分が何を本当に望んでいたのか見えなくなったとき、そうした像が、もうひとつの道を示してくれることがあります。
この部屋はいつしか、そうした記憶の断片に触れる場所になっていました。
砂に触れていると、ふと何かを思い出すことがある。
それは、起きているときに見る夢のように。
それは、起きているときに見る夢のように。
Visit
東京都渋谷区(笹塚駅より徒歩10分)
* 予約制にてご案内しています。個人宅のため、住所は予約完了後にお知らせしています。
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